• 特定非営利活動法人 りぐこうべ兵庫

    今回は神戸市を中心に活動されている「りぐこうべ兵庫」さんについてご紹介します。りぐこうべ兵庫について by りぐこうべ兵庫の代表 佐溝広美 私たちは行き場のない動物を保護し、適切な医療にかけ、社会化をし、新しい里親さんに繋ぐ活動をベースに、動物を通して社会福祉活動に取り組んでいます。 さまざまな慰問活動や、イベントを開催し、啓発しながら人と動物が共に生きていける社会を目指しています。そして、保護活動で繋がっている里親さんと共に2018年にNPO法人を立ち上げ、六期目を迎えています。 個人での保護活動を合わせれば20年足らずの間に、保護動物(犬、猫、鳥、うさぎ等)を里親さんに繋いだ数は、約800組。 活動を行う中でたくさんのドラマを経験させてもらいました。その中の一つである「クロはわるい子?」という物語は、紙芝居になり、動画になり、ホームページでもご覧になれます。 行き場のない動物を保護するだけでは足りない保護活動 私たちが思う保護活動とは、行き場のない動物を保護して里親さんに繋いだり、シェルターを作って動物の居場所を作るだけでは足りないと考えます。行き場のない動物を保護することも大切ですが、それだけではなく、どうしたら行き場のない動物が減るのかを考える必要があると思います。 保護動物の里親さんを探すとき、私たちは必ずその動物の本質や本能のお話をさせてもらいます。 一匹ずつ時間をかけ、その子にぴったりな里親さんを探し、そこから環境を整えていきます。 犬・猫・鳥・うさぎなど、いろんな動物の里親さんを探します。  迷子や飼い主の不在、一般家庭からの飼育放棄などなど。今年もたくさんの飼育放棄の子たちを保護しました。手放される子の多くは、たくさんの問題を抱えています。年齢的なことや持病がある、生まれつきの障がいがある、噛み癖がある……。こういった子たちは、里親さんが中々決まらず、施設内に留まってしまいます。 ... 

  • 社会福祉法人 日本介助犬福祉協会 nikaf assoc

    Q 介助犬について教えていただけますでしょうか?「介助犬」と聞いて皆さんは何を想像されるでしょうか。おそらく皆さんが想像されるその犬たちは、ユーザーである人の目や耳の代わりとなっているのではないでしょうか。 実はそれは介助犬ではなく、「盲導犬」や「聴導犬」と呼ばれる犬たちなのです。今回は手や足に障がいのあるユーザーのサポートを行う「介助犬」について紹介します。 まずは我々を取り巻く環境に目を向けてみましょう。 2017年時点で全国に肢体不自由者は「約193万人」、そのうち介助犬の提供を希望 されている方は「約1000人を下らないと推計されているそうです」。しかし令和5年10月時点で認定されて実働している介助犬の数は、僅か58頭です。※厚生労働省統計に基づくでは何故ここまで介助犬希望者と介助犬の実働数に差が見られるのでしょうか。 その1つの理由は「介助犬の育成に時間を要する」からです。 というのも一頭の育成には約2~3年がかかります。介助犬の基礎訓練は基本的には専門の訓練センターで行われます。しかし各ユーザーのニーズに合わせた訓練は、ユーザーが共に訓練(合同訓練)に参加する必要があります。 介助犬は障がいのあるユーザーの手足になるわけですから、求められることは盲導犬や聴導犬よりも多岐に及ぶのです。 そのニーズに応えるためにはユーザーが住まわれる地域まで赴く必要があり、その分だけ育成が完了するまでに時間を要することになるのです。 Q育成訓練すればどんな犬でも介助犬になれるのですか?全ての犬が介助犬になれるわけではなく、性格面での素質が求められます。それが「ほどほどの好奇心」です。 各ユーザーのニーズに応えるためには介助犬となる犬自身にも考える力が求められます。しかし好奇心がありすぎても介助犬としてユーザーの支えとなることは困難です。... 

  • WORLD LOVE HEART

      「一つでも大切な命を守りたい」「その大切な命をつなげたい」。 私たちworld love heartは奈良県で2007年から動物保護活動を行っている団体(第二種動物管理業)です。保護された動物たちに新しい飼い主さんを見つけるため、主に関西と中部地方を中心としてさまざまな活動をしています。たくさんの方々に保護犬や保護猫の存在を知っていただき、ペットを迎えるときの選択肢の1つになるよう情報発信していきたいと思います。そしていつか、このような団体が必要のない世界になることを願っています。行政機関や飼育放棄の人から保護した動物を一時的に私たちが預かり、新しい里親さんを探しています。これまで2,000匹(22年9月現在)を越える動物(犬・猫・鳥類・うさぎなどの小動物・爬虫類等)を譲渡してきました。行政機関では一定期間しか「保管」する事ができず、その「保管」の期間が過ぎてしまった動物達は保健所に行ってしまいます。保健所に行ってしまった動物達がどうなってしまうかは皆様ご存知かと思います。保健所でもいろんな活動を行っていますが対応しきれないほどの頭数が保護されています。保健所に行く前に行政機関から動物たちを引き取って新しい飼い主様を探しているのが私達です。 行政機関からの動物達は団体始まって以来お断りした事がありません。『行政機関からの動物達は断らない』をモットーに活動を行っています。しかし近年行政機関からの引き取り頭数も増加。また一般の方からの引き取り願いも増えつつあります。私達はとてもとても悲しんでいます。動物たちのお世話には100人以上いるボランティアが当たります。365日、晴れの日も雨の日も風の日も、炎暑の真夏も、酷寒の冬も、みんな仕事や家庭を持ちながら、時間をやりくりして駆けつけています。人繰りが難しい時もありますが、「動物たちを必ず幸せにする」という信念を持ってやっています。全ての飼育動物が殺処分になることのないよう命あるかぎり生きる喜びを感じてほしいと願って努力していきたいと思います。    

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EagerBeaver collection

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